副業が当たり前の時代となった今。
最小限のコストで始められるブログがまた新たなブームとなりつつあります。
ブログは参入のハードルの低さと気軽に始められるのが人気の理由。
しかし、その内9割のブロガーさんが結果をだせずに1年以内にやめてしまうというデータがあります。
この記事ではその「9割のブロガーさんが挫折してしまう理由」について詳しく解説していきます。
私が50サイトを分析してわかったこと
好きなことを書きたい。
ブログ仲間がほしい。
このように趣味で始める人も多いブログ。
目的は人それぞれなので、はじめ方も人それぞれなのが特徴的です。
ただ、趣味の延長で収益を上げようとすると難しいです。
それは「趣味」と「収益化」は全く目的が違うから。
目的が違うとやるべきことも違います。
重要なのはこれを知らない人が多いということ。
私もその事実を知らなかったうちの1人でした。
だから「記事を書き続ければいつか収益があがるかも」と淡い理想を抱きながら1年ブログ運営していました。
そんな私が収益化のために50サイトを分析してわかったことをまとめたのがこの記事。
そこには稼げないサイトの共通点がありました。
理由① ほとんどの人が独学だから
ブログは参入壁が低いので誰でも気軽に始められます。
それゆえ、最初は独学で始める人が大半を占めます。
「まずは趣味から、その先で稼げたらいいな」という層が圧倒的に多いんです。
決してこれが悪いことではなく、稼げない原因でもないです。
ただ、目的が変わるとやり方を変えないといけない。
そして変えていない人が多いということが稼げない原因です。
FXや株のようにリスクを伴う副業であれば、専門家に聞いたりオンラインサロンに入ったりと必死に勉強しますよね。
ただ、ブログは「ローコスト・ローリスク」のため、そのまま独学で進む方が多いんです。
ゴールを知らないまま独学で進むとゴールに辿り着けません。
どんなものでも収益化を目指す=ビジネスになります。
それはたとえブログであっても個人で収益化を目指す=ビジネスです。
なので独学でブログ収益化を目指すということは、極端にいうと「初めての起業を独学で目指している」のと同じことです。
これだと収益化の壁はかなり高いですよね💦
大事なのは「ブログ収益化=スモールビジネス」と捉えること。
この意識を持てると、ブログに対する向き合い方が大きく変わります。
そして結果もついてきますよ。
理由② マネタイズできていないから
せっかく文章が上手でも売れる仕組ができていないと収益化は厳しいです。
そこで収益化できていない3つの理由をお伝えしますね。
1.戦略を決めていない
戦略とは何を誰に売るかということです。
サイトをみていると、「何でこの商品を紹介しているのかな?」「よく売れている商品だからとりあえず載せてるのかな?」など「何でかな??」と思うキラーサイトをよく見かけます。
読者に「何でかな?」と思われたら商品は売れません。
それは読者に記事が刺さっていない証拠です。
まずは「誰に何を売るのか」この戦略をしっかりたてましょう。
サイト設計・記事作成をしていくことで初めて読者の心を動かすことができます。
2.売れる導線作りができていない
売れるサイトに必要なもの。
それは売れる導線。
正しい導線設計ができると収益が上がるようになります。
▼ 売れる導線 ▼
この導線ができると読者を見込み顧客に変化するまでに促すことができます。
気持の変化を促す。
そして行動の変化を促す。
売れる導線で2つの変化を促していきます。
人はなかなか即決をしない生き物。
そして、なかなか行動をしない生き物です。
だからこそ、心を揺さぶり気持ちの変化を促す記事。
情報が充実していて信頼できる記事。
キラーページに吸い込まれるような設計。
迷わずキラーページへ辿りつけるサイト設計など、売れる構図作りが必要です。
この売れる構図が完成すると、少ない数でもしっかり稼げるようになります。
3.アクセス流入が検索流入のみになっている
SEO集客はGoogleに評価されるまでに時間がかかります。
それゆえ、収益化までも時間がかかりその間に離脱してしまうブロガーさんが後を絶えません。
しかし、初心者さんほど集客方法は複数あるにも関わらず、SEO集客から始める方が多いです。
ブログのモチベーションを維持するためにも、早期収益化ができるSNS集客を組み合わせるのがオススメです。
成功しているブロガーさんは必ずといっていい程、検索流入・Twitter・Facebook・Instagram・広告流入など複数のアクセス流入ルートを持っています。
複数の流入経路があるとGoogleのコアアップデートの度に収入が不安定になることもありません。
理由③ 今ある知識で記事を書いているから
読者がブログ記事を読むのは自分の悩みを解決したいから。
だから読者はワクワクして記事を読みます。
でも、その内容が自分の知っていることだったら・・・?
「あっ・・・これなら知ってるわ・・・」と画面を閉じてしまいます。
そして二度とあなたのブログを訪れることはないでしょう。
これは自分の「今ある知識だけ」で記事を書いているサイトによくある傾向です。
悩みを持った読者もそれなりに知識を持っています。
読者は自分の期待を越えて初めて「悩みを解決できる」と感じます。
ここができていないと稼げません。
読者の期待を越える方法
それはそのジャンルの専門書を3冊程度読むことです。
たったこれだけです^^
専門書を読むだけで、一気に読者と知識の差が生まれます。
これは読者の期待を越えるだけでなく、あなたの純粋な知識量が増えます。
それは記事の質向上に直結する最短ルートにもなります。
本離れが進んでいる今、読者の情報源はネットやSNSが中心となっています。
こんな時こそ、読書がチャンスです。
理由⑤ 情報量が少ない
人は初めて訪れたサイトで何かを購入する確率は極めて低いと言われています。
その理由の1つは「情報量が少ない」ということ。
これは文字数のことではありません。
購入を決断するための判断材料が少ないということです。
商品の特徴やメリットを細かく説明しているサイトは沢山あります。
でも読者が知りたいのは、「自分に合っているかどうか」「自分が使うとどうなるのか」ということです。
それを判断するための情報を書いているサイトが圧倒的に少ないです。
そのため、読者はその悩みを解決することができず、他のサイトに答えを探しにいきます。
これは人の購買心理がわかるだけで解消できる部分です。
購買心理がわかると、あとはそれに沿って記事にしていくだけです^^
記事作成の視点を少し変えるだけでも、読者満足度が変わります。
そしてそれが収益に繋がっていきますよ!
是非試してみて下さいね^^